おすすめの見どころ

ウルビーノ (URBINO

マルケ州唯一の世界遺産。ルネッサンス文化の花開いた画家ラファエッロの故郷です。歴史、美術の好きな方は国立マルケ美術館が必見です。ラファエッロやピエロ・デッラ・フランチェスカの名作も見ることが出来、中世のままの美しい町並みも堪能できる風景の1つ。詳しくは、私が担当をさせていただいたサイト、アーモイタリアのウルビーノのページをご覧ください。

http://www.amoitalia.com/urbino/index.html

ウルビーノ中心街の眺め

ラファエッロの生家の内部

ラファエッロの生家の内部

フラサッシ鍾乳洞 (GROTTE DI FRASASSI

ヨーロッパでも最大規模の大変珍しい鍾乳洞で、140万年の時間をかけて自然が作り出した神秘の空間です。ミラノのドゥオーモ大聖堂が丸ごと入るといわれている巨大な洞窟内は、水と石灰と時間の魔法ともいえる石筍がさまざまな形と大きさで私達を異空間へと誘ってくれます。マルケ州の自然の宝といえるフラサッシ鍾乳洞。ここを見ずにはマルケを語れないと言っても過言ではありません。

自然の不思議を教えてくれる鍾乳洞内部

自然の不思議を教えてくれる鍾乳洞内部

どこまでも続く水と石灰の神秘の世界

どこまでも続く水と石灰の神秘の世界

グラダーラ (GRADARA

ダンテの神曲のパオロとフランチェスカの悲恋の恋の舞台となったグラダーラ城のある、中世の町並みが完全に残る美しい町です。ペーザロ近郊を一望できる丘の上にそびえる城壁を歩けば中世にタイムスリップしたような気持ちに。イタリアで”最も美しい里100選”にも選ばれ、オレンジフラッグ(イタリア観光協会が認めた優秀な町)も獲得している、小さいながらも充実したマルケで最も愛されている町の1つです。

城壁に囲まれた丘の上のグラダーラ

城壁に囲まれた丘の上のグラダーラ

保存状態のとてもいいグラダーラ城

保存状態のとてもいいグラダーラ城

ファブリアーノ(FABRIANO

コットン手漉き紙で世界的に有名な町、ファブリアーノ。ユネスコにクリエイティブシティーとしてフォークアート部門にも登録された町です。フィリグラーナと呼ばれる漉き枠に施された細かい細工がすかしとなって浮き上がる技術をヨーロッパで一番初めに用い、製紙文化の中心地となりました。その歴史や道具を見学できるのがフィリグラーナ紙美術館。古着を再生して紙にするための繊維をすりつぶす中世の機械は迫力があり見ものです。また、すかし絵を製造するための蝋でつくられる原版は息をのむ精密さでイタリアンクラフトの職人技の頂点ともいえます。国際ゴシック派の画家の代表であるジェンティーレ・ダ・ファブリアーノが生まれた町でもあり、コムーネ広場にあるポデスタ殿は、マルケでも歴史のあるゴシック建築の1つで、中世の美しい町並みも楽しめます。また、ファブリアーノのサラミはスローフードにも認定されていて、中部イタリアの豚食グルメが楽しめる地域でもあります。

コムーネ広場のポデスタ殿

コムーネ広場のポデスタ殿

フィリグラーナと呼ばれる紙漉きの木枠

フィリグラーナと呼ばれる紙漉きの木枠

フィリグラーナ紙美術館の紙漉きの様子

フィリグラーナ紙美術館の紙漉きの様子

グッビオ(GUBBIO)

ウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの生まれた町、グッビオ。マルケ州とウンブリア州の県境からわずか数キロにあるペルージャ県のモンテフェルトロゆかりの地の1つです。司教や枢機卿、伯爵らと市民の権力争いが耐えなかった時代に、グッビオを支配下に置き文化と芸術によりルネッサンスの平安をもたらしたフェデリーコ。また、グッビオは旧石器時代の文明があったと言われる歴史深い町で、世界でも古代文明の最も重要な儀式文の1つである古代ウンブリア語で刻まれたイグウィウムの青銅版や古代ローマの劇場跡などがあります。山間に築かれた町並みが絵のように美しく、自然と調和する姿はため息が出ます。サン・フランチェスコのゆかりの地としても有名です。詳しくは、私が担当をさせていただいたサイト、アーモイタリアのグッビオのページをご覧ください。

http://www.amoitalia.com/gubbio/index.html

自然と町並みの調和が美しいグッビオ

自然と町並みの調和が美しいグッビオ

 

グッビオで最も美しいコンソリ宮殿

グッビオで最も美しいコンソリ宮殿

ロープウェーからの眺めは絶景

ロープウェーからの眺めは絶景