ここでは、フランチェスカと一緒に、普段知る機会のないめずらしい料理の再現を提案しています。それはルネッサンス時代の宮廷料理!宮廷料理、と言うぐらいなのですから、当時の貴族や王族は相当おいしいものをたらふく食べていたのだろうな、と思いがちです。ここで面白いのは、当時の宮廷人達のあいだでは、どんなにおいしいか、ということにはあまり重きを置かず、いかに貴重で珍しく、贅沢で高価な食材を食するか、というところにステイタスがあったようです。現在では当たり前の食材、砂糖やスパイス、脂肪類なども、当時は貴重で高価なものか、海外から輸入されてくる珍しいものでした。ですから現在残されているレシピの中でも、そのような食材が時には味のバランスなどを重視しないでふんだんに使われており、実際に再現してみると、あれ?と、現在の私達の”おいしさ”の味覚とは程遠い味のものも少なくないそうです。そんな不思議レシピたちの中から、フランチェスカが、できるだけ私達の現代の味覚にもおいしさを感じられるレシピを選りすぐってくれました。好奇心いっぱいの方におすすめのプログラムです。
*料金*
1名様で参加・・・200ユーロ 2名様で参加・・・170ユーロ(1名様) 3名様で参加・・・140ユーロ(1名様) 4名様で参加・・・120ユーロ(1名様)
※4名様以上での参加はお問い合わせください。
*料金に含まれるもの*
・料理教室のレッスン料、材料費、レッスンでの日本語のアテンドと通訳、日本語のレシピ
ルネッサンス宮廷料理のメニュー
<前菜>
・きのこのクロスティーニ”パンウント”
<パスタ>
・マストロ・マルティーノのパッサテッリ(現在では、マルケ州北部の代表的な郷土料理の1つです)
<メインディッシュ>
・レタスの詰め物(冬はキャベツが使われます)又は 牛の煮込み焼きオレンジ風味
<デザート>
・牛乳のトルタ(パンナコッタの原型)